電話占いの先生を変えることに、ずっとためらいがありました。

「相性が悪いのかな」と思いながら、同じ先生に何度も電話していた時期があります。変えたい気持ちはあったのに、なんとなく踏み切れなかった。

電話占いのサービスには、何百人・何千人という先生が在籍しています。それだけの人数がいるのに、最初に選んだ一人だけを使い続けることに、どこかもったいなさを感じるようになったのが、変えるきっかけでした。

先生との、しっくりこない感覚

何度か話した先生は、悪い先生ではありませんでした。

丁寧だったし、話を否定されることもなかった。でも電話を切ったあと、「話してよかった」という感覚があまりなかった。なんとなく消化不良のまま、また同じ悩みを抱えて眠る夜が続いていました。

どこがしっくりこないのか、自分でもうまく言えませんでした。ただ、話す前より少し疲れている気がした。「また電話しよう」という気持ちが、自然には湧いてこなかった。

それでも別の先生に変えることを、なかなか決められずにいました。

変えることへのためらい

先生を変えることを、どこかで「失礼」だと感じていた気がします。

口コミの評価も悪くなかった。「先生が合わないんじゃなくて、自分の相談の仕方が悪いのかな」とも思っていた。変えることで、何かを諦めてしまうような気もしていました。

電話占いを使い慣れていない頃は、「先生との相性が悪い」と感じることそのものを、自分の問題として受け取ってしまいがちでした。相談の内容が重すぎたのかな、伝え方が下手だったのかな、と。でも本当は、話し方や相談の内容より、先生との間にある空気感みたいなものが、合うか合わないかを決めている気がします。

もうひとつ、なかなか変えられなかった理由がありました。お金を払ってしまった、という感覚です。

一度電話してお金が動いてしまうと、「もう少し話せば変わるかもしれない」という気持ちが生まれる。また電話する。またお金が動く。そうしているうちに、「変えることへの後ろめたさ」と「ここまで話したんだからという惰性」が混ざって、簡単には動けなくなっていました。先生が悪いわけでもない。でも合っていないかもしれない。その宙ぶらりんな感覚が、思ったより長く続きました。

でも、しっくりこないまま通い続けることに、少し疲れてきた時期がありました。

電話占いは安くない買い物です。時間も、気力も、お金も使っている。それなのに「話してよかった」と思えないまま続けることに意味があるのか、と、ある夜ぼんやり考えていました。

先生を変えてみた

思い切って別の先生を選んだのは、なんとなくプロフィールが気になった、という理由からでした。

根拠なんてほとんどなかった。ただ、レビューに「話し終わったあとに気持ちが楽になった」という言葉があって、それが気になった。気持ちが楽になる、ということが、そのときのわたしには一番必要だった気がしたので。

電話が繋がって、少し話しただけで、何かが違うと感じました。

相槌の間合いが、少し変わった。質問のしかたも違った。「今どういう気持ちですか」という聞き方より、「今いちばん苦しいのはどのあたりですか」という聞き方に近かった。言葉にしにくいことを、一緒に探してもらえている感覚がありました。

電話を切ったあと、久しぶりに「話してよかった」と思えました。

相性というのは、存在する。だからこそ、選択肢が多いことが強い。

先生を変えて気づいたのは、相性というものが確かにあるということでした。

どちらの先生が「優れている」かではなく、自分にとって話しやすいかどうか、というだけの話です。前の先生が悪かったわけでもなかった。ただ、自分との波長が合っていなかっただけなのかもしれません。

電話占いは、話す相手を選べるサービスです。合わないと感じたら変えることは、むしろ自分の悩みをちゃんと受け取ってもらうために必要なことだった、と今は思っています。

デスティニーやヴェルニのように先生が何百人・千人以上在籍しているサービスを使うようになってから、「合う先生を探す余裕」が生まれました。選択肢が多いということは、自分にフィットする先生に出会える確率が上がるということ。最初の一人が全てではない、と気づけたのも、在籍数の多いサービスを使ったからだと思っています。

先生選びに正解はなくて、自分が「安心して話せたかどうか」が唯一の基準なのかもしれません。

電話を切ったあとに「また話したい」と思えるかどうか。その感覚が、先生との相性を測る一番シンプルな物差しだった気がします。先生の選び方に迷ったときは、アゲ鑑定・サゲ鑑定について書いた記事も参考になるかもしれません。

合う先生に出会えたとき

合う先生と話した日は、解決策をもらったわけでもなかったのに、なぜか前より楽な気持ちで眠れた気がします。

「話を受け取ってもらえた」という感覚があったから、だと思います。答えを出してもらえなくても、受け取ってもらえるだけで、抱えているものが少し軽くなる。

電話占いをはじめた頃は「話してよかった」と思えることより「当たるかどうか」ばかり気にしていました。でも何度か使ううちに、占いの精度より、先生との間に生まれる安心感の方がずっと大事だと感じるようになりました。「安心して話せる」ということは、それだけで鑑定の質に直結していた気がします。

何度か先生を変えてわかったこと

先生を何人か経験してみて、少しずつわかってきたことがあります。

自分に合う先生は、話の間合いが心地よいことが多かった気がします。こちらが話し終わる前に急かしてくる感じがなく、「それで、どういう気持ちでしたか」というように、もう少し内側を聞いてくれる。相槌のタイミングが、自分のテンポと合っている。そういう、言葉では説明しにくいところが積み重なって、「この先生と話してよかった」という感覚になっていた気がします。

逆に、合わないと感じた先生との会話は、どこか急かされているような、自分の気持ちが追いつかないような感覚がありました。話し方や声のトーンが、自分の中のリズムとずれている、という感覚に近かったかもしれません。これはどちらが優れているかの話ではなく、ただ合う合わないの話です。

電話を切ってから体が少し軽いと感じるか、それとも疲れているか。そのちがいが、先生との相性を教えてくれることが多かった気がします。

最初の先生がしっくりこなくても、そのまま諦める必要はないのかもしれません。電話占いとの付き合い方は、先生を変えてみてはじめてわかることが、たくさんある気がしています。

電話占いを使ってみたい方は、はじめての電話占いについて書いた記事も合わせて読んでみてください。


誰にも言えない気持ちを、抱えていませんか。

わたしも、誰にも話せない夜を長く過ごしました。 そんなときに支えになった電話占いを、悩み別にまとめています。

電話占いおすすめランキングを見る