諦めようと決めました。

何度目かの「もうやめよう」です。今度こそちゃんと諦めたいと思って、また夜中にひとりで考えています。諦めようと決めた次の朝に起きたら、もう思い出している。そういう繰り返しを、何度もしてきました。

「諦める」とは、気持ちを消すことじゃない

諦めようと決めても、すぐに気持ちがなくなるわけじゃありません。

「昨日諦めると決めたのに」という自己嫌悪がはじまる。また諦め直そうと決める。でもまた思い出す。何度も同じことを繰り返して、諦めることの難しさだけが積み重なっていきます。

諦めるというのは、「気持ちを消すこと」じゃないのかもしれない。そう思うようになったのは、何度も失敗してからです。気持ちを無理に消そうとするより、「その気持ちを持ちながら前に進む」ことの方が、諦めに近かった気がしています。好きだったことは消えなくても、その気持ちに一日中引っ張られなくなっていく。それが、わたしの「諦めた」でした。

諦めようとするほど、思い出してしまう

諦めようとすると、かえってその人のことを考えてしまいます。

「考えないようにしよう」と思った瞬間、もう考えている。忘れようとするほど思い出す、というのと同じことが、「諦めよう」でも起きます。

忘れたいのに忘れられないとき、無理に忘れようとするのをやめることで、少し楽になりました。片思いを諦めようとするときも、同じかもしれない。「諦めなきゃ」という言葉を手放すだけで、少し肩の力が抜けることがあります。

できないことを責めなくていいです。諦めようとしているということは、少しずつ前に向かっているということでもあるから。

少しずつ諦めに近づくためにしたこと

気持ちを消そうとするのをやめて、代わりにしたことがあります。

一つ目は、相手の情報を意識的に遮断することです。相手のSNSを見ない期間を作る。偶然を装って顔を見に行くのをやめる。好きな気持ちは、相手を見るたびに更新されます。情報が入ってこなくなると、少しずつ熱量が落ち着いてきました。

二つ目は、自分の時間を意識的に作ることです。好きな人のことを考えてしまうのは、考える余白があるから。仕事でも趣味でも、何かに集中している間はその人のことを考えません。意識して動く時間を増やすだけで、考える量が減っていきます。

三つ目は、「好きだった」という事実をそのままにしておくことです。好きだったことを黒歴史にしようとすると、苦しくなります。あの時期、あの人のことをこんなに好きだった。それは消えない事実です。消そうとするより、そのまま置いておくことで、少しずつ過去になっていく気がしました。

諦めることと、忘れることは違う

諦めるというのは、忘れることじゃないと思います。

好きだった気持ちがなくなることでもない。ただ、その気持ちに引っ張られなくなる。それが「諦めた」状態に近いのかもしれません。まだ少し思い出すけれど、一日をそこに使うことがなくなってきた。気持ちはあっても、今日をちゃんと過ごせるようになっていく。

片思いのしんどい夜が続くとき、「諦めなきゃ」よりも「今夜はここまで」という方が、続けられます。諦めようとしている夜は、その気持ちだけで十分です。今すぐ消えなくていい。少しずつでいいから、前に向かっていけたらそれでいいと、今は思っています。


眠れない夜に、誰かに話を聞いてほしくなることがあります。

知らない人だからこそ、素直に話せることもありました。 わたしが実際に話を聞いてもらった電話占いを、悩み別にまとめてみました。

電話占いおすすめランキングを見る