満月の夜に眠れなくなったことが、何度かあります。
特に何かあったわけじゃない、嫌なことがあった日でもない。なのに夜中に目が覚めて、心がざわざわして、なぜか泣きたいような気持ちになる。「なんだろうこれ」と思いながら窓を開けたら、まん丸の月が出ていた。そういうことが、一度じゃなく繰り返しありました。
満月が感情を揺さぶる、は本当のこと
スピリチュアルな話だけではなくて、満月と感情の関係は昔から多くの人が感じてきました。
月は地球の海を引っ張って潮の満ち引きを作ります。人間の体も60〜70パーセントは水でできています。満月のとき体の中の水分も引っ張られて、感情が動きやすくなると言われています。
科学的に完全に証明されているかといえばまだ研究段階ですが、「満月の夜は感情が不安定になりやすい」という感覚は、思っているよりずっと多くの人が持っています。精神科や救急の現場で、満月の夜に感情的な状態で来院する人が増えるというデータもあります。
信じる、信じないより、「そういう夜なんだ」と知っておくだけで、自分の感情を責めなくなります。
眠れない夜が増えるのも満月のせい
満月は夜空を明るくします。本来、人間の体は暗くなると眠くなる仕組みなので、満月の明るさが睡眠を浅くするという説もあります。
眠れない夜に気持ちがざわざわするのは、眠れないせいで感情の処理が追いつかなくなっているからかもしれません。体が休めていないと、感情のコントロールも難しくなります。
「なんで眠れないんだろう」と焦らなくていいです。今夜は満月だから、と思えるだけで少し楽になります。無理に眠ろうとせず、月を眺めながらゆっくり過ごしてみてください。
満月の夜の、感情との付き合い方
満月の夜に感情が高ぶったとき、無理に抑えようとしないのが一番だと思っています。
泣きたければ泣く、ぼーっとしたければぼーっとする、日記に書き出す、月を見ながらぐるぐる考える。そういう過ごし方がこの夜には合っています。
満月は「手放す」タイミングとも言われています。溜まっていたものを外に出す夜です。だから感情が溢れてくるのは、ある意味自然なことなのかもしれません。無理に整えようとせず、感情が流れるままにしてみてください。
ただ、大事な決断や感情的なメッセージを送るのは翌日以降にすることをおすすめします。満月の夜の感情は大きく動いているので、その勢いで動いた行動が、翌朝後悔になることがあります。
満月の夜に泣けたなら
満月の夜に理由もなく泣けてしまった経験がある人は、多いと思います。
何かが悲しいというより、感情がただ溢れてくる。こらえようとしても出てくる。そういう夜があります。それは感情が壊れているのではなく、長い間溜め込んでいたものが出てきているのかもしれません。
満月の夜に泣けたなら、それは整理されていなかった感情が出てきたということです。泣き終わった後に、少し楽になることがあります。「なんで泣いたんだろう」と自分を責めなくていいです。その涙が何かを手放してくれていたのだと、ただそう受け取っておいてください。
眠れない夜の過ごし方
満月の夜に眠れないとき、無理に眠ろうとすると余計に焦ります。
ベッドの中でスマートフォンを見続けるのは、光の刺激で目が冴えてしまうのでおすすめしません。代わりに、温かい飲み物を飲む、音楽をかけてぼーっとする、窓の外の月を少し眺めてみる。「眠れなくてもいい、ゆっくりしていよう」と決めた方が、気づいたら眠れていた、ということがあります。
満月の夜に限らず、眠れない夜に感情が揺れるのはよくあることです。でも今夜が満月の夜なら、「月のせいだ」と思えるだけで少し楽になれます。自分のせいではなく、夜のせいでもなく、月がそういう夜にしているだけだと思えると、感情を責める気持ちが薄れます。
月に話しかけてみる
おかしいと思われそうで誰にも言えませんが、わたしは満月の夜に月に話しかけることがあります。
声に出すわけじゃなくて、心の中で。「今夜もきれいだね」とか「また眠れないよ」とか。月は何も答えてくれません。でも、言葉にすることで自分の気持ちが少し整理されます。誰かに話せない夜に、月はちょうどいい聞き手だとわたしは思っています。
言葉にすることには、感情を外に出す効果があります。声に出さなくても、心の中で言葉にするだけで、少し気持ちが軽くなることがあります。
満月の夜に眠れなくても、感情が揺れても、それはあなたがおかしいのではありません。月がそういう夜にしているだけです。次の満月、空を見上げてみてください。
満月の夜を怖がらなくていいです。感情が動きやすい夜を知っておくことで、その夜の自分を少し丁寧に扱えるようになります。
満月と恋愛の気持ちの関係
満月の夜に、好きな人のことが急に頭から離れなくなったことはないでしょうか。
普段は抑えている気持ちが、この夜だけ溢れてくる感覚があります。「連絡してみようか」「会いたい」「あの人は今何をしているんだろう」。そういう気持ちが強くなるのが、満月の夜です。
感情が大きく動く夜なので、その勢いで行動することは少し待った方がいいときもあります。「満月が落ち着いた後も同じ気持ちがあるなら、そのとき動こう」と決めておくと、衝動的な行動を防げます。翌朝になっても同じ気持ちがあるなら、それは本物の感情です。
満月は感情を映し出す夜です。自分の心の中にあるものを、静かに見つめる夜として使ってみてください。泣きたければ泣いていいし、ぼーっとしていてもいい。感情の波が来たとき、「今夜は満月だから」と思えるだけで、自分を責める気持ちが少し薄れていきます。その夜を、ただそのまま過ごすことが、一番の満月との向き合い方かもしれません。
眠れない夜に、誰かに話を聞いてほしくなることがあります。
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