「水星逆行中はやめておいたほうがいい」
そんなふうに言われることが、いくつかあります。
SNSや占いの記事でその言葉を見ると、「え、今その時期なの?大丈夫かな」と、少し心配になることもあると思います。
先にお伝えしておくと、水星逆行は”こわい時期”ではありません。やってはいけないことを知っておくのは、不安になるためではなく、心に余白を持つため。
今回は、水星逆行中に避けたほうがいいと語られることと、その理由、そしてこの時期に向いている過ごし方を、やさしく整理していきます。
水星逆行とは?
水星逆行とは、地球から見て水星が逆向きに進んでいるように見える時期のことです。実際に逆走しているわけではなく、軌道の関係で「そう見える」天文学的な現象。
占星術では、水星は「連絡・言葉・移動・約束ごと」をつかさどる星とされています。その水星が逆行する時期は、コミュニケーションや手続きにすれ違いが起きやすいと語られてきました。
年に3〜4回、それぞれ3週間ほど続きます。いつが逆行期間かは、月と星のカレンダーで確認できます。恋愛との関係をもっと知りたいときは、水星逆行と恋愛のこともどうぞ。
水星逆行中にやってはいけないと言われること
水星逆行中に避けたほうがいいと語られるのは、おもに「新しく始めること」と「大事な約束ごと」です。ひとつずつ見ていきます。
告白・新しい関係を始めること
水星逆行は「始まり」と相性がよくない時期と言われています。
告白やはじめての連絡など、新しい関係のスタートをこの時期に切ると、誤解やすれ違いが起きやすいとされています。誤解から始まった関係は、その後も行き違いを引きずりやすい、という話もあります。
すでにやり取りのある関係なら、いつもどおりで大丈夫。ただ「新しい一歩」をこの時期にあえて踏み出さなくてもいいかもしれません。気持ちが固まっているなら、逆行明けまで少しあたためておく、という選択もあります。
大事な話し合いや決断
感情が伝わりにくく、言葉がうまく届かない時期でもあります。
「この関係を続けるかどうか」といった大きな話は、水星逆行中は避けたほうがいいと語られています。冷静に話したつもりが、なぜか相手に違うふうに伝わってしまう。そんなことが起きやすいタイミングだからです。
大事な話は、逆行が明けてからのほうが、お互いに落ち着いて向き合えます。
契約・大きな買い物・手続き
恋愛だけでなく、暮らしまわりでも「確認ミスが起きやすい」と言われる時期です。
契約や申し込み、大きな買い物などは、いつも以上に内容をよく確かめてから。急いで決めず、一度立ち止まって読み返すくらいがちょうどいいかもしれません。
衝動的に連絡を送ること
感情が高ぶったまま、勢いでメッセージを送る。これも、この時期はとくに気をつけたいことのひとつです。
送ったあとに「言いすぎたかな」と後悔したり、意図と違うふうに受け取られたり。送る前に一度下書きを読み返すだけで、防げるすれ違いはけっこうあります。
でも、こわがらなくて大丈夫
ここまで読んで、「じゃあ何もできないの?」と感じたかもしれません。
そんなことはありません。水星逆行は、避けるべき時期ではなく、向き不向きがあるだけの時期です。
うまくいかないことがあっても、全部を星のせいにする必要はありません。でも「今はちょっとすれ違いやすい時期かも」と思えると、必要以上に自分を責めずにすみます。星は、心に余白をくれるくらいの距離感がちょうどいいんです。
水星逆行中に向いている過ごし方
「やってはいけないこと」の裏側には、「この時期だからこそ向いていること」があります。
過去を見直す・振り返る
水星逆行は「戻る」エネルギーが強い時期。前に進むより、振り返るのに向いています。
うまくいかなかった恋を棚卸ししたり、止まっていたことを片づけたり。過去をていねいに見直す時間にあてると、この時期のエネルギーと自然に重なります。
気持ちを整理する
外に向かって動くより、内側に向かう時間として使うのがおすすめです。
日記を書く、気持ちを言葉にしてみる、自分が本当はどうしたいのかを確かめる。そうやって心を整えておくと、逆行が明けたときに、迷わず動き出せます。
「待つ」を選ぶ
進めたいことがあっても、あえて動かずに待つ。それも、この時期にできる前向きな選択です。
待つあいだに執着がゆるんで、ふっと流れが変わることもあると言われています。そのあたりは執着を手放したら連絡が来るって本当?にも書いています。連絡を待つ時間の過ごし方は、連絡が来る前兆と待つ間の過ごし方も参考になると思います。
よくある質問
Q. 水星逆行中に告白されました。受けないほうがいいですか?
そんなことはありません。「やってはいけない」は絶対のルールではなく、あくまで傾向の話です。大切なのは星のリズムより、あなた自身がその人をどう思うか。気持ちが動いたなら、その心を大事にしてください。
Q. 逆行中だと知らずに新しい関係を始めてしまいました。
心配しすぎなくて大丈夫です。逆行中に始まった関係がすべてうまくいかない、なんてことはありません。「すれ違いが起きやすいかも」と少し意識しておくだけで、丁寧に向き合えます。
Q. 連絡を送りたいのですが、待ったほうがいいですか?
すでにやり取りのある相手なら、いつもどおりで大丈夫です。新しい関係のスタートになる連絡や、感情的になっている連絡だけ、一度読み返してから送ると安心です。
まとめ
水星逆行中にやってはいけないと言われることを、最後に整理します。
- 告白や新しい関係を始めること(始まりと相性がよくない)
- 大事な話し合いや、関係を左右する決断
- 契約・大きな買い物・手続き(確認ミスが起きやすい)
- 衝動的に連絡を送ること
- ただし、どれも絶対のルールではなく「傾向」の話
- 過去の見直し・気持ちの整理・「待つ」を選ぶことには向いている
水星逆行は、立ち止まって自分を見つめ直すための時期。動けないのではなく、動かない時間にも意味がある、という考え方です。
今夜は少しだけ、急がなくていいことを、自分に許してあげるのもいいかもしれません。
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