お財布を新しくしたとき、「種銭って入れたほうがいいのかな」と検索したことはありませんか。
金運のおまじないは、恋のおまじないと同じくらい多くの人に検索されているテーマです。それだけ、お金のことは誰にとっても身近で、しかも自分の力だけではどうにもならないと感じやすい悩みだからだと思います。
この記事では、金運のおまじないの定番、なぜ「効いた」と感じるのか、そして気をつけたい金運祈願について整理していきます。
金運のおまじないの定番
金運のおまじないにも、昔から親しまれてきたいくつかの型があります。
種銭を財布に入れる。新しい財布を使い始めるとき、実家や神社で授かった硬貨、あるいは自分の中で縁起がいいと感じる硬貨を種銭として入れておく、という習慣です。種銭は「お金の種を蒔いておくと、お金が育って戻ってくる」という、昔ながらの願掛けです。
種銭の金額には、「115円(いいご縁)」のような語呂合わせが語られることがありますが、これはあくまで縁起の遊びのようなもので、金額そのものに保証された効果があるわけではありません。手持ちの中で気持ちが上がる金額を選べば、それで十分です。
吉日に財布をおろす。暦の上で縁起がいいとされる日に、新しい財布を使い始める願掛けです。よく知られているのが、蒔いた籾がたくさんの実りになるといわれる「一粒万倍日」と、暦の上で最上の吉日とされる「天赦日」。ふたつが重なる日は「財布の日」として、財布売り場にのぼりが立つほどの定番です。日付は年ごとに変わるので、使う場合はその年の暦で確認を。
新月や大安に始める。新月の日に合わせて財布を使い始める、というやり方も昔からよく聞かれます。新月は「新しく始める」タイミングとして語られることが多く、財布デビューの日として選ばれやすい日です。
もうひとつの定番が「大安」です。カレンダーの日付の下に「大安」「仏滅」「友引」と小さく書いてあるのを見たことがあると思います。あれは六曜(ろくよう)という、日ごとの縁起の良し悪しを6種類で表す昔ながらの暦の目安で、大安はその中でいちばんの吉日。「何を始めるにも良い日」とされているため、結婚式や納車と同じように、財布のおろし日にも選ばれます。仕事始めや給料日に合わせて、自分の中で区切りのいい日を選ぶ人も少なくありません。
今月の新月や吉日の日付は、こちらのカレンダーにまとまっています。
→ スピリチュアルカレンダー|新月・満月・宇宙イベントを月別にまとめました
満月に財布の中身を整理する。満月の日にレシートや不要なカードを取り出し、空になった財布を月に向けて感謝する、という習慣です。財布フリフリと呼ばれるこの習慣のやり方は、こちらで詳しく紹介しています。
→ 満月と金運の関係|財布フリフリは効果あるの?やり方と考え方
トイレ掃除で金運を整える。金運は水回りの清潔さと結びつけて語られることが多く、特にトイレ掃除は代表的な習慣のひとつです。毎日の掃除を続けている人ほど「お金の巡りがいい」と感じているという話もよく聞かれます。
財布を休ませる日を作る。使い続けるだけでなく、たまに空の財布を休ませる時間を作るという考え方もあります。持ち物を整理するのと同じように、財布そのものにも手をかけてあげる感覚です。
なぜ「効いた」と感じるのか
金運のおまじないの実体は、お金への意識が変わることにあります。
種銭を入れた財布を使い始めると、その財布を大事に扱おうという気持ちが生まれます。レシートを整理する習慣がつくと、何にいくら使ったかを振り返る回数が増えます。財布の中を整えることが、そのままお金の流れを意識する行動に変わっていくのです。
意識する回数が増えれば、自然と無駄遣いが減ったり、家計簿をつけるようになったりします。おまじないそのものがお金を増やしているのではなく、おまじないをきっかけにお金の扱い方が変わることで、結果的に金運が上向いたように感じられるのです。
これは、恋愛のおまじないの考え方とも重なります。相手や結果を直接動かす魔法ではなく、自分の意識と行動が変わることで、物事の流れが動いていく。詳しくはこちらでも整理しています。
→ 恋のおまじないは本当に効くの?「叶った」が起きる理由と正しい使い方
やってはいけない金運祈願
金運を調べていると、高額な開運グッズや、「これを買えば必ず金運が上がる」といった強い断定の言葉に出会うこともあります。
「買えば必ず増える」と保証する金運祈願には、慎重になったほうがいいでしょう。お金を増やしたいという気持ちにつけこんで、かえって出費を増やしてしまう仕組みも少なくありません。
この記事で紹介してきたのは、種銭も、吉日選びも、財布の整理も、すべてお金をかけずにできる願掛けだけです。小さな行動を積み重ねることこそが、金運のおまじないの本来の形です。
また、「これをやらないと金運が下がる」といった不安をあおる言い回しにも、心を引っ張られすぎないでください。金運のおまじないは、不安から身を守るためにやるものではなく、お金との付き合い方を自分の手で整えるためにやるものです。「下がるのが怖いからやる」ではなく「整えたいからやる」。その向きで選んだおまじないだけが、暮らしの味方になってくれます。
お金の不安が深いとき
種銭や財布フリフリで気持ちが軽くなることもあれば、それだけでは追いつかないほど、お金の不安が深いこともあります。
おまじないが効くのは「気持ちの整え」まで。収入や決断そのものは、おまじないの外側にある現実の問題です。将来への漠然とした不安、今の収入と支出のバランス、転職や独立といった岐路。こういう悩みを頭の中だけでぐるぐる回していると、財布をどれだけ整えても落ち着かないものです。
そんなときに効くのは、塩でも種銭でもなく、不安を紙に全部書き出すこと、信頼できる人に声に出して話すこと、家計の数字を一度ぜんぶ見えるところに並べることだったりします。おまじないは、その現実の一手を踏み出す背中を押してくれる道具。順番さえ間違えなければ、ちゃんと味方になってくれます。
まとめ
金運のおまじないについて、整理します。
- 定番は種銭・吉日(一粒万倍日・天赦日)の財布おろし・満月の財布フリフリ・トイレ掃除
- どれも「お金を丁寧に扱う」という願掛け。実体は、お金への意識と扱い方が変わっていくこと
- 「買えば必ず増える」と保証する高額な金運祈願には注意が必要
- お金の不安が深いときは、おまじないの外側の悩みとして向き合うことも大切
金運のおまじないは、通帳の残高を魔法のように増やしてくれるものではありません。それでも、財布に触れるたびにお金のことを少し丁寧に考える。その積み重ねが、いつのまにかお金との付き合い方を変えてくれます。
一粒万倍日も、天赦日も、新月も、日付は毎月変わります。まずは吉日を調べて、財布をおろす日・種銭を入れる日など、計画を立ててみてください。新月・満月・開運日はスピリチュアルカレンダーにまとめています。ブックマークして、役立ててくださいね。
関連記事
→ スピリチュアルカレンダー|新月・満月・宇宙イベントを月別にまとめました
→ 満月と金運の関係|財布フリフリは効果あるの?やり方と考え方
