家族って、選べないんですよね。生まれたら親がいて、兄弟がいて。全然違う性格で、考え方も合わなくて。「なんでこんなに違うんだろう」と思うことがあります。

占星術の視点で家族の関係を見てみると、少し面白いことがあります。

家族は「違う」が当然

同じ家族でも、生まれた時間・日時が違えばホロスコープはまったく違います。太陽星座だけ見ても、「あ、この人はこういう傾向があるのか」という気づきがあります。

「なぜこの人はこう動くんだろう」という疑問に、星座の傾向が答えてくれることがあります。

わたしが占星術で家族を見るようになったのは、母との関係がずっとうまく噛み合わないと感じていた頃でした。話すたびにすれ違う。怒っているわけじゃないのに、なぜかしんどくなる。そういう関係が続いていたとき、お互いの星座を調べてみたら「ああ、根っこの部分がこんなに違うんだ」と少し腑に落ちたんです。

合わないと感じる組み合わせ

例えば、感情で動く水のサイン(蟹座・蠍座・魚座)と、理性で動く空気のサイン(双子座・天秤座・水瓶座)が親子だと、コミュニケーションのズレを感じやすいです。

「なんでそんなに感情的になるの?」「なんでそんなに冷たいの?」という言い合いになりやすいです。

どちらも悪意があるわけじゃない。ただ、感情の処理の仕方が根本から違う。そう思えるだけで、相手を責める気持ちが少し薄れることがあります。

同じように、「行動より計画を立てたい」土のサイン(牡牛座・乙女座・山羊座)と、「とにかくやってみたい」火のサイン(牡羊座・獅子座・射手座)の組み合わせも、生活のテンポが噛み合わないことがあります。兄弟でこの組み合わせだと、「なんで準備しないの」「なんでぐずぐずするの」という衝突が起きやすいです。

月星座で見る「親子の相性」

家族関係には、太陽星座より月星座が反映されやすいとも言われます。

月星座は「感情のパターン」「安心できる場所」を表しています。親子の場合、特に小さな頃の感情的な関わり方が月星座に出やすいと言われています。

自分と親の月星座を比べてみると、「感情の根っこがここで違うのか」という発見があることがあります。

例えばわたしは月星座が蟹座なので、「感情をしっかり受け止めてほしい」という気持ちが強いです。でも母の月星座は双子座で、感情より「話して整理しよう」というスタンスが強い。「どうしたの、話してみて」と言ってくれているのに、わたしは「ちゃんと受け止めてもらえていない」と感じていた。ただのすれ違いだったんだ、と後から気づきました。

星座の相性が「悪い」からといって、どうしようもないわけじゃない

星座の相性が合わないからといって、仲よくなれないということではありません。

むしろ「合わないはずなのに、この人とはなぜかうまくいく」という関係も存在します。それは努力とか工夫の積み重ねだったりします。

占星術はあくまでも「傾向」です。「だからこうなる」ではなく「こういう傾向があるなら、こう接してみよう」という材料として使うのが一番いいと思います。

理解の糸口になる

占いは「だから仕方ない」という諦めの道具じゃなくて、「こういう傾向があるなら、こう接するといいかも」という理解のヒントとして使えます。

「なぜこの人とはうまくいかないのか」を考えるとき、相手を変えようとするより先に「この人はこういう星座の傾向があるのかもしれない」と少し視点をずらしてみる。それだけで、会話の入り方や言葉の選び方が少し変わることがあります。

家族関係がしんどいとき、星座という視点を借りてみてください。答えが出るわけじゃないけれど、少し楽になることがあります。


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