結婚のことを、誰にも話せない時期がありました。

好きになってはいけない人を好きになっていた頃の話です。既婚者との関係が続いていて、自分もいつか結婚するべき年齢になっていて、でもそのことを誰かに相談できる状況じゃなかった。友達に話せば、その恋のことも全部話さないといけない。それが怖くて、結婚への不安をずっとひとりで抱えていました。

そういう時期に、電話占いで結婚の相談をしました。

年齢的なプレッシャーが、静かに積もっていた

30代に入ってから、結婚という言葉が急に重くなりました。

周りが一人また一人と結婚していって、会うたびに「あなたはどうするの」という空気になっていく。家族からの遠回しな言葉も増えていた。結婚したくないわけじゃなかった。でも、好きなのは既婚者だった。その矛盾の中に、ずっといました。

友達の結婚式に呼ばれるたびに、笑って祝福しながら、帰り道にひとりで重くなる夜がありました。おめでとうという気持ちは本物だった。でも、その後の電車の中で、自分のことを考えると、どこにも着地できない気持ちになった。結婚を焦っているわけでも、諦めているわけでもない。ただ、どこにも行けない場所に立ったまま、年齢だけが積み上がっていく感覚でした。

「結婚について相談したい」と思っても、今の自分の状況ごと話さないといけない。そうすると、今の恋愛についても全部説明しないといけない。友達に話せば、きっと心配される。「その人と別れて早く婚活しなよ」という言葉が来るとわかっていた。そんな言葉が、その頃のわたしには受け取れなかった。

知らない人に話してみようと思ったきっかけ

電話占いを選んだのは、話す相手に気を遣わなくていいからでした。

顔も名前も知らない相手だから、話した後に気まずくなることがない。友達じゃないから、余計な心配をかけることもない。否定されても、リアルな人間関係のように傷が残らない。そういう距離感が、あの頃のわたしにはちょうどよかった。

最初は、占ってもらうというより、ただ話したかっただけだったかもしれません。今の状況を、誰かに聞いてもらいたかった。結婚できるのかという不安も、今の恋のことも、全部含めて話せる場所を探していました。

電話占いは、深夜でも相談できる。それも大きかった。結婚への焦りが重くなるのは、たいてい夜でした。昼間は仕事や日常のことで頭がいっぱいで、夜にひとりになったとき、ふとした瞬間に重さが戻ってくる。そういう夜に、電話できる場所があることが、選んだ理由のひとつでした。

先生との最初のやりとり

電話がつながって、状況を話し始めたとき、先生は途中で遮ることなく最後まで聞いてくれました。

既婚者への気持ちがあること、でも年齢的に結婚も考えないといけないこと、どうすればいいかわからないこと。こんがらがったまま話したのに、先生は「そうでしたか」と静かに受け取ってくれた。批判されなかった。「早く諦めなよ」とも言われなかった。

気持ちをそのまま受け取ってもらえた、ということが、あの頃のわたしにはひとつの安心でした。

「あなたにとっての結婚を、少し見てみましょう」と言われて、生年月日を伝えた。今の自分がどういう時期にいるのか、この先の流れにどんなことがあるのかを話してもらいました。

結婚相談を占いでするということ

占いで結婚について見てもらって、何が変わったかというと、「今の自分の状況」が少し整理された感じがしました。

具体的な答えが出るわけじゃありません。「いつ結婚できますか」という問いに、確かな返事が返ってくるわけじゃない。でも、「今あなたがいる時期は、こういう流れの中にある」という言葉を聞くと、ぼんやりしていた霧が少し晴れる感覚がありました。

先生に言われたのは、「今のあなたは、結婚より先に自分の気持ちを整理する時期にいる」ということでした。その言葉が、なぜか腑に落ちた。急いで答えを出そうとしていたのは、周りの空気に押されていたからで、自分が本当に動きたいタイミングじゃなかったのかもしれないと、そのとき初めて思えました。

電話占いで既婚者への気持ちを相談した話も書いています。

結婚できるかどうかより、したいかどうかを聞かれた

先生との電話で、ひとつ印象に残った問いかけがありました。

「結婚したいと思っているのは、あなた自身の気持ちですか。それとも、周りの空気に押されていますか」

そう聞かれたとき、すぐに答えが出なかった。結婚したいかどうかということを、ずっと「できるかどうか」という問いにすり替えて考えていたことに、そのとき気づきました。できるかどうかを考えるより先に、したいかどうかという自分の気持ちを、ちゃんと見たことがなかった。

周りが結婚していく中で、わたしの中にあったのは焦りと不安でした。でもそれは、結婚したいという気持ちそのものじゃなかったかもしれない。「取り残されたくない」という怖さが、「結婚しなきゃ」という形になっていただけだったのかもしれない。

先生がわたしに答えを教えてくれたわけじゃありません。ただ、その問いをもらったことで、自分が何を怖がっていたのかが少し見えた気がしました。

結婚の不安は、話してみることで少し軽くなった

電話占いで結婚相談をしてみて、一番よかったのは「話せた」ということでした。

誰にも言えない状況の中で、結婚への不安を声に出せる場所があった。先生が正解を教えてくれるわけじゃないけれど、今の気持ちを受け取ってもらえる時間があることが、少し楽にしてくれた。

結婚については、今も答えが出ているわけじゃありません。でも、ひとりで抱えていた重さが、少しだけ変わった夜がありました。

電話占いは、答えをもらう場所じゃなくて、今の気持ちを整理する場所だと思っています。結婚について誰にも話せない、でも誰かに聞いてほしいというとき、そういう使い方もあるのかもしれません。

複雑な恋愛を抱えながら結婚を考える矛盾は、誰かに話さないとずっとひとりの中で回り続ける。話す場所が必要だと気づくまでに、時間がかかりすぎました。


誰にも言えない気持ちを、抱えていませんか。

わたしも、誰にも話せない夜を長く過ごしました。 そんなときに支えになった電話占いを、悩み別にまとめています。

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